伝える技術

昨日急に先輩から
「今度やる案件の技術講習をしてほしい、明日。」
と頼まれた。


ということで急遽、技術講習を行うことになった。
技術的にはずっとやってきたことなのでそんなに大した苦労ではないのだが、
人前でそういう教える立場にたったことがなかったので戸惑った。

何とか進行資料を作成して、自分の中でイメージをふくらませてみる。
いざ講習を開始。


…あれ、なんか違う。


…あれ、もっとちゃんと説明できるはずやのに。


結論からいうと、かなり難しかった。
自分のイメージの50パーセント位しか伝わってなかったように思う。

以下、反省点
 
1.サンプル実装などの例に乏しかった
   実際ほとんど口頭とソースを見るだけの説明になってしまった。
   わかってる人はそれでわかるだろうけど、わからない人にわからなければ意味がない。
   もっと実際にどう使われるのかを手を使って説明できるとよかった。
   もしくはそれぞれの技術に対して資料を作れればもっとよかった。

 
2.伝えたいことが明確になっていなかった
   誰に(どういうレベル)の人に何を伝えたいかが明確になっていないかったし、
   明確に伝えるための手段もとれていなかった。
   そのくせ色んなことを伝えようとして全部中途半端になってしまった気もする。
    ・何を伝えたいか
    ・それを伝えるためにはどうしたらいいか
   をもっと明確にするべきだった。
   一言で言うと焦点が定まってなかった。

 
3.レベルの設定
   経験者も多数いたので、レベルの設定が低かったのかもしれない。
   1から10まで教えようとしたため全部がぼやっと見えたみたいな感じだった。
   ホントはもっと裏技というかTIPS的なものを求められていたのかもしれない。

 
4.聞き手の視点にたてなかった


とにもかくにも2の問題が大きかった。
確かに全体像は見えるのかもしれないが、少し焦点がぼやけた…。
もっと焦点を絞れていれば資料作りもできたし、本当に知りたい部分を深く掘り下げられたはず。

とゆーことは、やはり

何を求めてられるか?
何を伝えなければいけないか?

という焦点を定めることが一番大事なんだろう。


なんだ、勝負は最初から決まってたのか。