プログラマー現役続行 柴田芳樹
- 作者: 柴田芳樹
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2007/09
- メディア: 新書
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本屋にテスト関連の書籍を探しに行ったときに目にとまって購入。
「プログラミング言語Java」や「Effective Java」の訳者である柴田さんの本。
ブログもいつも読ませてもらってます。
40才を超えて今なお現役プログラマーの著者が生涯プログラマーで在り続けるための方法(方針とでもいうか)を綴っている。
プログラマーとして現役でありつづけるために必要な力として以下の7項が挙げられている
- 論理思考力
- 読みやすいコードを書く力
- 継続学習力
- コンピューターサイエンスの基礎力
- 朝方力
- コミュニケーション力
- 英語力
それぞれの項目についてソフトウェア開発の名著や著者の体験を踏まえながら結構掘り下げて述べられている。
ただこの本で一貫して主張されていることは
「継続した学習」
であるように思う。
つまり3つ目の項目「継続学習力」がすべての力の前提になると思う。
確かに、この業界は覚えることが山のようにあるし、新たな技術はすぐに古い技術に変わる。
自分を陳腐化させないためには、常に継続した学習が必要であることは言うまでもない。
著者の言うとおり、業務がこなせない間は何をやっても学習となるが、ある程度業務がこなせるようになってくると、それだけで仕事が全て出来るようになった気になり学習することをやめてしまう。
そーやって30代や40代になるとエンジニアとしては何もできない人材となる。
確かにその通りだ。
僕も仕事を初めて3年が経って、現状の開発業務を行う分には特に誰の助けも必要としない。
一生この開発だけを行うのであれば、今の力で問題ないのかもしれない。
ただ一生この開発だけ行うのかと言われれば、そんなわけない。
というか嫌だ。
ある日、突然仕事がなくなるかもしれない。
ある日、突然会社が潰れるかもしれない。
やっぱり信用できるのはこれまで生きていた自分しかいない。
仕事に対してどう向き合ってきたのか。
幸い自分はまだ若い(と思う…、たぶん。)
常に学習する癖もまだつけれると思う。
このもままでいいのか、おれ!!
がんばれ、おれ!!
頑張る!!